自作教材の公開方法
PyHiroba で作った演習ノートブックを Google Drive で公開し、URL ひとつで生徒に配布する方法です。専用のサーバーやアカウントの管理は要りません。
PyHiroba で教材を作る
コードセル・テキストセル・スライドセルを使って、演習ノートブックを作ります。説明(テキスト)、プログラム(コード)、図やスライドを 1 つのノートにまとめられます。
Google Colab で作ったノートブックを使うこともできます。
.ipynb としてダウンロードする
ヘッダーの「ダウンロード」ボタンを押すと、作った教材が .ipynb ファイルとして手元に保存されます。
Google Drive にアップロードして公開する
保存した .ipynb ファイルを Google Drive にアップロードします。ファイルを右クリックして「共有」を開き、共有設定を「リンクを知っている全員(閲覧者)」にします。
例えば、都立AI などの API を使う教材では、コードに API キーを書くことがあります。共有したファイルはリンクを知っている人なら誰でも中身を読めるため、公開用のファイルからはキーを消しておき、キーの部分を ここにAPIキーを入力してください のような文言に置き換えておくと、生徒が自分のキーを入れて使えます。
URL につなげて生徒に配布する
公開リンクを PyHiroba の URL につなげると、教材を PyHiroba 上で開ける URL になります。配り方は次の2つです。
ノートブックを1本だけ配る
(共有リンク)のところには、ファイルID を書くこともできます。ファイルID は、共有リンクの /d/ や /drive/ の後ろにある文字列です。Google Colab の共有リンクも、同じ形でつなげられます。
フォルダごとまとめて配る
1回の授業で使うものが複数あるときは、フォルダごと配れます。ノートブックのほか、ドキュメント・スライド・PDF もまとめて渡せます。
Google Drive でフォルダを作り、配りたいファイルを入れます。フォルダの共有設定も、ファイルと同じように「リンクを知っている全員(閲覧者)」にします。
こちらも、フォルダID を書くことができます。
この URL を開くと、フォルダの中身が一覧で表示されます。ノートブックはその場で開き、Google ドキュメントは docx、Google スライドは pptx、スプレッドシートは xlsx でダウンロードできます。PDF は画面上で読むこともできます。
フォルダの共有設定は、中に入れたファイルすべてに及びます。解答や採点用のファイルは、別のフォルダに分けておきます。
どちらの場合も、URL を生徒に知らせれば配布は完了です。Drive 上のファイルを差し替えると、同じ URL から最新の教材が開きます。
補足
・共有設定を「リンクを知っている全員(閲覧者)」にすると、生徒が内容を見たり書き換えて試したりしても、Drive の原本はそのまま残ります。・「リンクを知っている全員」は、リンクがあれば誰でも開けます。受講者だけに配りたいときは、共有設定を「特定のユーザー」にする方法もあります。
・他の人が作った図や文章を教材に使うときは、著作権法第35条と授業目的公衆送信補償金制度(SARTRAS)が参考になります。
・ご不明な点はお問い合わせフォームからご連絡ください。